日時
2012年4月24日(火)開演 午後7時
演奏・お話
ローマン・クラダ Roman Chlada
(司会・通訳:花井哲郎)
ローマン・クラダは1972年オーストリア生まれの鍵盤楽器奏者です。ウィーン・コンセルヴァトリウムで歴史的鍵盤楽器を学び、チェンバロ、オルガン、クラヴィコード奏者として活動しています。また、スロヴェニアの修道院で修道士としてカントールを務めていた時期があり、現在グレゴリオ聖歌の聖歌隊スコラ・メディツェアをリーダーとして率いています。特にルネサンス、初期バロックの音楽に造詣が深く、今回のクラヴィコードの会でも初期鍵盤音楽を取り上げ、その魅力について語りながら演奏していただきます。演奏には2台のクラヴィコードを使用する予定です。終演後は演奏者も交えて新潟の銘酒を飲みながら、歓談の時を設けたいと思います。どうぞふるってご参加ください。
演奏曲目
アントニオ・デ・カベソン Antonio de Cabezon (1510-1566)
トマス・クレキヨンのシャンソンによるインタビュレーション
Intabulations after chansons of Thomas Crecquillon
Prenes pitie
Por un plasir
Pisne me pulvenir
Je suis ayme
Un gay bergeir
ジロラモ・フレスコバルディ Girolamo Frescobaldi (1583-1643)
トッカータ集第1巻より
from Libro primo di Toccate &c. (Rome, 1615)
Toccata III
Toccata IV
Toccata V
Toccata VII
Toccata X
使用楽器
高橋靖志製作 修道士のクラヴィコード
1600年頃にイタリアの修道士が作った楽器
(anonymous Italian instrument c.1600, Musee Instrumental de Bruxelles)に基づく。
小渕晶男製作 共有弦クラヴィコード
ライプツィッヒ大学の楽器博物館に所蔵されている現存する最も古いクラヴィコード
(Leipzig ヘンケルカタログ No.3 1540)に基づく。
会場
松本彰/中郷良子 宅
153-0065 東京都目黒区中町2丁目35-2
電話 03-5794-5277
参加費
4000円(懇親会費用含む)要予約
お申し込み
松本彰
matsu@human.niigata-u.ac.jp
電話 025-260-5079
参加費は当日いただきます。
人数が限られています(20名)ので、早めにお申し込みください。
予約後にご都合が悪くなった場合は、必ずご連絡ください。
主催
フォンス・フローリス
(代表:花井哲郎 clavecin@fonsfloris.com)