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合唱団フォンス・フローリス 第1回コンセール・スピリチュエル
Choeur Fons Floris Concert Spirituel
フランス・バロック宗教音楽の夕べ

2006年922日(金) 午後7時(6時30分開場)
東京カテドラル 聖マリア大聖堂
JR山手線目白駅より「新宿駅西口」行き都バス、
JR新宿駅より「練馬車庫」行き都バス、
いずれも「椿山荘前」下車徒歩1分。
東京メトロ有楽町線、「江戸川橋駅-Y12」(出口1A)より徒歩15分
(ご来場には公共交通機関をご利用ください)

演奏曲目
ジャン-バティスト・リュリ「すべての民よ」
Jean-Baptiste Lully (1632-1687), Omnes gentes
ミシェル・リシャール・ド・ラランド「深き淵より」
Michel-Richard de Lalande (1657-1726), De profundis
マルカントワン・シャルパンティエ「テ・デウム」
Marc=Antoine Charpentier (1643-1704), Te Deum H 146

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演奏会について
コンセール・スピリチュエルConcert Spirituelとは、「宗教的演奏会」を意味するフランス語で、18世紀のパリで定期的に開催された演奏会シリーズの名前です。ド・ラランドをはじめとする17世紀の宗教音楽などが演奏されました。合唱団フォンス・フローリス演奏会のタイトルとして、21世紀東京版コンセール・スピリチュエルという意気込みで借用しました。
ド・ラランドやリュリなどヴェルサイユ宮殿で活躍した作曲家達は管弦楽、独唱と大規模な合唱のためのモテット、いわゆるグラン・モテ grands motetsを多数残しています。日本ではあまり演奏される機会のないこれらフランス・バロックの名曲を数年に1回のペースで取り上げていく予定です。
今回はド・ラランドの最高傑作で、陰影に富んだ和声による劇的な深い表現がすばらしい「深き淵より」、トランペットの輝かしい序曲で有名なシャルパンティエの「テ・デウム」、そしてリュリによる小モテット petit motetの佳作「すべての民よ」を演奏。
独唱と管弦楽には、17世紀宗教音楽を声楽と器楽で演奏する古楽アンサンブル「コントラポント」が、多数の器楽奏者を加えた特別編成で出演します。


◆演奏
〈独唱と管弦楽〉古楽アンサンブル 「コントラポント」(特別編成)
 花井哲郎をリーダーとして2005年に結成された古楽声楽家、古楽器奏者によるアンサンブル。17世紀を中心にその前後数十年、後期ルネサンスからバロックにかけての宗教音楽をレパートリーとする。「コントラポント」Contrapontoとは「対位法」を意味する古いイタリア語。この時代の音楽を特徴づけ、教会音楽の基盤でもある技法として、このアンサンブルの演奏アプローチの一面も象徴している。基本的に各パート一人ずつの編成をとり、近代的な演奏形態では捉えることの出来ない時代の音楽を、声楽家と器楽演奏家が、音そのものに対するイメージを共有しながら一体となって演奏していくという、新しいスタイルのアンサンブルを目指している。

独唱
 ソプラノ(dessus)鈴木美登里 花井尚美
 テノール(haute-contre)及川豊
 テノール(taille)谷口洋介
 バリトン(basse-taille)春日保人

器楽
 フルート(flutes) 菊池香苗 国枝俊太郎
 オーボエ(hautbois) 柴山洋 庄司知史
 トランペット(trompettes) 斉藤秀範 織田祐亮
 ティンパニ(timbales) 松下真也(近藤郁夫より変更)
 ヴァイオリン・ヴィオラ (violons)
  小野萬里 大西律子 丹沢広樹 小林瑞葉
  上田美佐子 中島久美 花崎淳生 原田純子
 チェロ(basses de violon) 高群輝夫 武澤秀平
 ファゴット(basson) 永谷陽子
 テオルボ(theorbe) 金子浩
 オルガン(orgue) 能登伊津子

〈合唱〉合唱団フォンス・フローリス
 古楽声楽アンサンブルの分野で活動を続ける花井哲郎に日頃指導を受ける合唱団、声楽アンサンブルが、一堂に会して結成したプロジェクト合唱。フランス・バロックの宗教音楽を専門に演奏します。総勢80名を超える大合唱で、ヴェルサイユ宮廷礼拝堂に鳴り渡った壮麗なモテットの響きを再現します。
参加団体:
ヴォーカル・アンサンブル アラミレ アンサンブル・アウィーナ(大阪)
バッハ・カンタータ・アンサンブル フォンス・フローリス古楽院
中世女声アンサンブル ド・リーフデ プロ・ムジカ・リトゥルジカ
聖歌奉唱団 東京古楽倶楽部
小合唱 Petit choeur:
カペラッテ アンサンブル・フォンス・フローリス

〈指揮〉花井哲郎
 早稲田大学第一文学部哲学専攻卒業。アムステルダム・スウェーリンク音楽院にて、オルガンとチェンバロを学ぶ。ロッテルダム音楽院において合唱指揮と管弦楽指揮のディプロマを取得。またブラバント音楽院にて古楽声楽アンサンブルをレベッカ・ステュワートに師事。滞欧中教会音楽家、合唱指揮者、また鍵盤楽器奏者として活動し、またグレゴリオ聖歌の研究・演奏活動にも従事する。
1997年に東京にて「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」を創設、定期的に公演、ワークショップなどを行い、グレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の演奏と普及に努める。また、「アンサンブル・デュファイ」を主宰、2005年に「コントラポント」を結成。古楽を主なレパートリーとするアンサンブル、合唱団、管弦楽団などを指導。国立音楽大学講師。

◆料金
前売3,000円 当日3,500円 学生1,500円*

◆チケット
東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452
東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-5515
東京古典楽器センター 03-3952-5515
スペース・セントポール(東京カテドラル内) 03-3941-4971
サンパウロ 03-3357-8642
全自由席 *学生券は、学生証を提示のうえお求めください

◆問い合わせ フォンス・フローリス otsuka@fonsfloris.com


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