合唱音楽入門セミナー
〜グレゴリオ聖歌と
ルネサンス・ポリフォニー

講師:花井哲郎

合唱が大好きな人!古い音楽に触れてみたい人!昔の楽譜の秘密を知りたい人!
本格的な指導を受けられる絶好のチャンスです!!



西欧音楽の源泉、神秘的なグレゴリオ聖歌と、その聖歌から発展して花開いたルネサンスの多声楽曲、ポリフォニーを、当時の記譜法、オリジナルの楽譜を使って歌います。記譜法、音楽の歴史、典礼などの解説をしながら、実際に古ネウマ譜(10世紀のグレゴリオ聖歌の楽譜)、計量記譜法によるコワイヤブック(15、16世紀の聖歌隊の楽譜)を使って歌っていく、実践的な講座です。

合唱経験があり、一般的な合唱音楽の譜読みが自分でできる方が対象です。計量記譜法については始めに説明しますので、初めての方でも受講できます。さあ、この夏は聖母のミサとともに美しい時を過ごしましょう!

練習予定曲

・グレゴリオ聖歌 聖母ミサのための聖歌
・ジョスカン・デ・プレ (1450/55?-1521) ミサ《デ・ベアータ・ヴィルジネ》(聖母ミサ)より
・「サンクトゥス」「アニュス・デイ」

講座内容(各講座共通)

グレゴリオ聖歌入門 1

グレゴリオ聖歌とはどんな歌?四角譜でいろいろな旋律を歌ってみよう・教会旋法の秘密・教会の典礼、修道院の生活の中での聖歌

ルネサンス・ポリフォニー 1

計量記譜法入門・カノンの楽しみ:ジョスカンのアニュス・デイを歌ってみよう

グレゴリオ聖歌入門 2

古ネウマ解読!10世紀に聖歌はどのように記譜されていたのか・古ネウマが伝えようとしたものは何だったのか。10世紀のスタイルで聖歌を歌ってみよう

ルネサンス・ポリフォニー 2

計量譜法入門続き・ジョスカンのサンクトゥスを歌ってみよう



関西講座(フォンス・フローリス古楽院夏期特別入門講座)

8月4日(金)

19:00-21:00 計量記譜法の基本を解説する講座(記譜法に慣れている方は受講の必要ありません)

8月5日(土)

13:30-15:00 グレゴリオ聖歌入門 1
15:15-17:30 ルネサンス・ポリフォニー 1

8月6日(日)

13:30-15:00 グレゴリオ聖歌入門 2
15:15-17:30 ルネサンス・ポリフォニー 2

会場

ノワ・アコルデ音楽アートサロン(阪急宝塚線「服部天神」駅より徒歩5分)

お申込み・問い合わせ

フォンス・フローリス古楽院 井上 

主催

フォンス・フローリス古楽院

長野講座

8月26日(土)

10:00-13:00 グレゴリオ聖歌入門 1
14:00-17:00 ルネサンス・ポリフォニー 1

8月27日(日)

10:00-13:00 グレゴリオ聖歌入門 2
14:00-17:00 ルネサンス・ポリフォニー 2

会場

美鈴楽器本店3F コンサートホールみすず
長野市南長野北石堂町1403-1(長野駅より徒歩7〜8分 中央通り、アゲインビル斜め前)

お申込み・問い合わせ

カント・キアラ 山田 

主催

カント・キアラ

共催

フォンス・フローリス古楽院

名古屋講座

9月30日(土)

10:00-13:00 グレゴリオ聖歌入門 1
14:00-17:00 ルネサンス・ポリフォニー 1

10月1日(日)

10:00-13:00 グレゴリオ聖歌入門 2
14:00-17:00 ルネサンス・ポリフォニー 2

会場

南山大学 キリスト教センター
名古屋市昭和区八雲町104(地下鉄名城線「名古屋大学」駅もしくは「八事日赤」駅より徒歩8分)

お申込み・問い合わせ

GR名古屋セミナー実行委員会 永ひろこ 

主催

GR名古屋セミナー実行委員会 https://sites.google.com/site/grnagoya/

共催

フォンス・フローリス古楽院

協力合唱団

室内合唱団Alitheia 南山大学スコラ・カントールム

受講料

関西

全日程受講 15,000円(全日程通しの受講のみ)
*フォンス・フローリス古楽院(東京・関西のいずれか)を初めて受講される方には入会金3,000円を申し受けます。

長野・名古屋

A. 1講座のみ受講 5,000円(学生2,000円)
B. 2講座受講 8,000円(学生4,000円)
C. 3講座受講 13,000円(学生6,000円)
D. 全日程受講 15,000円(学生7,000円)

*申し込みにあたっては、下の申込必要事項をお知らせ下さい。折り返し申込受付の確認と、受講料の支払方法など詳細をご連絡いたします。

1. 申込日
2. お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス
3. 受講希望講座名(一般/学生)、パート名
4. 備考
・関西講座ご希望で、フォンス・フローリス古楽院受講が初めての方はその旨記入の上、よろしければ音楽歴を簡単にお書きください。

講師プロフィール

花井哲郎 Tetsuro Hanai

古楽演奏家。早稲田大学第一文学部哲学専攻卒業後、アムステルダム・スウェーリンク音楽院にて、オルガンとチェンバロを学ぶ。ロッテルダム音楽院において合唱指揮と管弦楽指揮のディプロマを取得。ブラバント音楽院にて古楽声楽アンサンブルをレベッカ・ステュワートに師事。滞欧中、教会音楽家、合唱指揮者、鍵盤楽器奏者として活動し、またグレゴリオ聖歌の研究・演奏活動にも従事する。1996年以来ア・カペラの声楽アンサンブルである「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」音楽監督としてグレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の演奏を続ける。CDアルバムではジョスカン・デ・プレのミサ曲全集シリーズを好評リリース中。また声楽と器楽による古楽アンサンブル「コントラポント」のリーダーとして、主にバロック時代の宗教音楽演奏に取り組み、2016年にはOttava Recordsレーベル第1弾としてモンテヴェルディ「聖母の夕べの祈り」のライブ録音をリリースする。2015年より長野県の原村で「はらむら古楽祭」を企画開催、指揮者またオルガン、チェンバロ奏者として演奏会を行う。フランス・バロック宗教音楽を専門とする合唱団フォンス・フローリスを始め、様々な古楽アンサンブルの指揮、指導を行う。フォンス・フローリス古楽院院長、国立音楽大学講師。