古楽アンサンブル「コントラポント」は、17世紀を中心にその前後数十年、後期ルネサンスからバロックにかけての宗教音楽をレパートリーとした声楽器楽アンサンブルです

スケジュール(出演予定、終了した演奏会など)


■第5回演奏会 『南米バロック!17世紀チュキサカとアフロ・アメリカンの宗教音楽』
         〜アドリアン・ファン・デル・スプールを迎えて 【チケット発売中】

2008年11月28日(金)午後7時 トッパンホール

アドリアン・ファン・デル・スプール昨年の目白バ・ロック音楽祭での公演に引き続いて、スペイン・ラテンアメリカ音楽のスペシャリスト、アドリアン・ファン・デル・スプールを迎えての、楽しいラテン・バロックの演奏会です。15世紀以来スペイン語による宗教音楽「ビリャンシーコ」がイベリア半島とラテンアメリカの教会で大変好まれ、多数の作品が残されています。特に素朴な羊飼いが主役のクリスマスのビリャンシーコは様々な形で作詞、作曲されてきました。素朴さを強調するために、羊飼いはしばしばジプシーや、当時奴隷としてラテンアメリカ社会に根付いていたアフリカ人の訛りを取り入れて、アフリカ風ビリャンシーコなどが作られました。今回はそのような17世紀のアフロな音楽や南米のチュキサカ(現在のボリビアのスクレ)の大聖堂に伝わるバロックの宗教音楽をお楽しみいただきます。

出演:
客演指揮・歌・ギター・打楽器 アドリアン・ファン・デル・スプール
ソプラノ 花井尚美 鈴木美登里 北條加奈  アルト 田村由貴絵 横町あゆみ
テノール 及川豊 谷口洋介
ヴィオローネ 西澤央子 ヴィオラ・ダ・ガンバ 安孫子みかほ ハープ 能登伊津子
ドゥルツィアン 古橋潤一 リュート・ギター 金子浩   
チェンバロ 花井哲郎(リーダー)

曲目:
フアン・デ・アラウホ「私の王がベトレヘムに生まれた」 「よからぬ情熱を刈り取り」
Juan de Araujo (1646-1714), Pues mi rey ha nacido en Belen A recoger pasiones inhumanas
セバスティアン・ドゥロン「聖ローザよ、眠り休みたまえ」
Sebastian Duron (1660-1716), Duerme Rosa y descansa
他、作者不詳の作品など

アドリアン・ファン・デル・スプール Adrian Rodriguez Van der Spoel
アルゼンチン生まれ。アルゼンチンおよびオランダのアムステルダム・スウェーリンク音楽院で指揮と作曲を学んだ後、古楽に専念、パウル・ファン・ネーフェルとヨス・ファン・フェルトホーフェンに師事。特に17,8世紀のスペイン、アメリカのレパートリーを研究し、自身の創設したアンサンブル「ムジカ・テンプラーナ」とともにギター、打楽器などを演奏、また歌手として欧米諸国で録音、演奏活動を行う。最新のCDは『18世紀ラテン・アメリカのビリャンシーコ』で2008年にリリース。様々なアンサンブルの指揮者としても活躍、バッハ「マタイ受難曲」、モンテヴェルディ「聖母の晩課」、パーセル「ダイドーとエネアス」、フランチェスカ・カッチーニのオペラ「ルッジェーロの救出」、またユトレヒト古楽祭ではタリスの40声のモテット「あなたをおいて他に望みは」Spem in aliumやフィリドールとコンティのオペラ・ブッファなども指揮する。
また、ブエノス・アイレス・カトリック大学、ブラバント音楽院などで講師を務める他、ラテン・アメリカのバロック音楽に関する公演等を行う。2006年と2007年に来日、古楽アンサンブル「コントラポント」やアントネッロと共演して大好評を博す。

チケット 前売 一般4,500円 学生2,500円 当日 一般5,000円 学生3,000円(全自由席)
      *学生券は学生証を提示の上お求め下さい
チケット取扱 電子チケットぴあ(一般券のみ) 0570-02-9999 http://pia.jp/t Pコード:290-477
       トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222
       東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452
       東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-1707
       東京古典楽器センター 03-3952-5515
       スペース・セント・ポール(東京カテドラル内) 03-3941-4971
       サンパウロ 03-3357-8642

主催:フォンス・フローリス 平成20年度文化庁芸術創造活動重点支援事業


■第4回演奏会 シャルパンティエ「サウルとヨナタンの死」

2008年7月21日(月祝)午後3時 トッパンホール

シャルパンティエは17世紀パリで活躍した、フランス・バロックを代表する作曲家です。古楽声楽と古楽器のスペシャリスト集団コントラポントでは、昨年の「真夜中のミサ」に引き続いて、今年はシャルパンティエの代表的なオラトリオ「サウルとヨナタンの死」を取り上げることになりました。やはりコントラポント昨年の公演曲目の一つであった名作「イェフテ」の作曲家カリッシミが確立した伝統をシャルパンティエは引き継ぎ、イタリア起源のオラトリオをフランス的な装いとともに発展させました。旧約聖書中でも特に心揺さぶるサウル、ヨナタン、そしてダヴィデ王をめぐる物語をフランス・バロックの様式美の中に表現した傑作オラトリオ、また、宗教音楽家シャルパンティエの本領が存分に発揮された美しい聖母賛歌をお楽しみください。

出演:
ソプラノ   鈴木美登里 花井尚美   アルト 横町あゆみ
テノール   及川豊 櫻田亮 谷口洋介 バス  小笠原美敬 春日保人
ヴァイオリン 小野萬里  丹沢広樹   ヴィオローネ 西澤央子
ヴィオラ・ダ・ガンバ 安孫子みかほ   リュート   金子浩
オルガン、レガール、チェンバロ 花井哲郎(リーダー)

曲目:
マルカントワーヌ・シャルパンティエ Marc-Antoine Charpentier(1643-1704)
聖母の祝日のためのモテット Pro omnibus festis B.V.M. H.333
聖母の連祷 Litanies de la vierge H.83
オラトリオ「サウルとヨナタンの死」 Mors Sauelis et Jonathae H.403

チケット 前売 一般4,500円 学生2,500円 当日 一般5,000円 学生3,000円(全自由席)
      *学生券は学生証を提示の上お求め下さい
チケット取扱 電子チケットぴあ(一般券のみ) 0570-02-9999 http://pia.jp/t
       トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222
       東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452
       東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-1707
       東京古典楽器センター 03-3952-5515
       サンパウロ 03-3357-8642

主催:フォンス・フローリス 平成20年度文化庁芸術創造活動重点支援事業


■第3回演奏会 コントラポント・クリスマスコンサート 『シャルパンティエのクリスマス』

2007年12月15日(土)午後7時 杉並公会堂大ホール(JR中央線・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅北口から徒歩7分)

演奏の一部をお聴きいただけます! 演奏試聴ページへ
シャルパンティエは17世紀パリで活躍した、フランス・バロックを代表する作曲家です。端正なつくりの中にも時に劇的な表現を含んだ、大変個性的で美しい作品を多数残しています。特にクリスマスのためのミサ曲や小オラトリオなどは、聖夜の情感とシャルパンティエの特質が実に見事に融和した傑作揃いです。古楽声楽と古楽器のスペシャリスト集団コントラポントが、フランス・バロック特有の様式を徹底的に追求した優雅な響きで、代表作「真夜中のミサ」などを演奏します。

ソプラノ   鈴木美登里 花井尚美   アルト  及川豊   横町あゆみ
テノール   谷口洋介  野村和貴   バス   浦野智行  春日保人
ヴァイオリン 小野萬里  丹沢広樹   ヴィオラ 上田美佐子
ヴィオローネ 西澤央子         ヴィオラ・ダ・ガンバ 安孫子みかほ
フルート、リコーダー   菊池香苗 国枝俊太郎
リュート   金子浩          オルガン 花井哲郎(リーダー)

マルカントワーヌ・シャルパンティエ Marc-Antoine Charpentier (1643 - 1704)
真夜中のミサ Messe de minuit H.4
主のご誕生の時の天使とユダヤの羊飼いたちの対話 Dialogus inter angelos et pastores Judeae in nativitatem Domini H.420
マニフィカト Magnificat H.78

チケット:一般 3,500円 学生 2,000円*(全自由席)
チケット取扱:
・ 電子チケットぴあ http://pia.jp/t 0570-02-9999 ・杉並公会堂 03-5347-4450
・東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452 ・東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-1707
・東京古典楽器センター 03-3952-5515 ・サンパウロ 03-3357-8642

主催:フォンス・フローリス 平成19年度文化庁芸術創造活動重点支援事業

■NEC古楽レクチャーコンサート オラトリオ事始め〜「メサイア」に至る道

2007年11月6日(火)午後2時/午後7時 日本女子大学成瀬記念講堂

講師:金澤正剛  演奏:古楽アンサンブル「コントラポント」
NECのメセナ活動“NEC EARLY MUSIC SERIES”の一環として行われてきた「NEC古楽レクチャーコンサート」。今回はバロック時代に発展した宗教音楽のジャンル「オラトリオ」を取り上げる。ヘンデルの「メサイア」が最も有名であるが、その先駆けである17世紀イタリアとフランスの作品を紹介。オラトリオというジャンルを芸術的に高めて確立した巨匠カリッシミの不朽の名曲「イェフテ」と、オラトリオがフランスへ展開した実例として、カリッシミの弟子であるシャルパンティエによる、クリスマスの美しく牧歌的な作品を演奏する。
講師は日本を代表する音楽学者の金澤正剛。誰にでもわかりやすい語り口は定評がある。古楽アンサンブル「コントラポント」は、基本的に各パート一人の編成、当時の演奏スタイルに基づいたソリスティックかつ緻密なアンサンブルで、作品本来の醍醐味を生き生きと伝える。

金澤正剛 Masakata Kanazawa
ハーヴァード大学大学院博士課程修了。音楽学専攻。国際音楽学会理事、日本オルガン研究会会長を務める。国際基督教大学名誉教授。著書「モンテ・カッシノ音楽写本第871号」(イザベル・ポープと共著)「古楽のすすめ」。監訳リーノ・ビヤンキ「パレストリーナ」同「オラトリオの起源と歴史」など多数。

古楽アンサンブル「コントラポント」Contraponto
ソプラノ   高山潤子 花井尚美   アルト  田中理恵子 横町あゆみ
テノール   及川豊  野村和貴   バス   浦野智行  春日保人
ヴァイオリン 小野萬里 丹沢広樹   ヴィオラ 上田美佐子
ヴィオローネ 西澤央子        ヴィオラ・ダ・ガンバ 安孫子みかほ
フルート、リコーダー   菊池香苗 国枝俊太郎
リュート   金子浩          オルガン 花井哲郎(リーダー)

ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ 3つのヴァイオリンのためのソナタ第16番
Giovanni Battista Fontana (1589?-1630?), Sonata 16 a 3 Violini
ジャコモ・カリッシミ「イェフテ」Giacomo Carissimi (1605-1674), Jephte
マルカントワーヌ・シャルパンティエ「主のご誕生の時の天使とユダヤの羊飼いたちの対話」
Marc-Antoine Charpentier (1643-1704), Dialogus inter angelos et pastores Iudeae in nativitatem Domini

チケット:一般 2,500円 学生1,000円(全自由席)
前売券取扱:
・電子チケットぴあ http://pia.jp/t 0570-02-9999 ・野上書店 03-3953-4831
・東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-1707  ・東京古典楽器センター 03-3952-5515
・サンパウロ 03-3357-8642

主催:フォンス・フローリス 目白バ・ロック音楽祭実行委員会  共催:日本女子大学  協賛:NEC

■目白バ・ロック音楽祭2007『灼熱のラテン・バロック〜18世紀イエズス会宣教時代南米の宗教作品〜』

2007年6月24日(日)午後3時 立教大学・第一食堂

ソプラノ 鈴木美登里 花井尚美  アルト 横町あゆみ 北條加奈    テノール 及川豊 谷口洋介
ヴァイオリン 小野萬里 丹沢広樹 ヴィオラ・ダ・ガンバ 安孫子みかほ ヴィオローネ 西澤央子
ドゥルチアン 古橋潤一      ハープ 能登伊津子         ギター 金子浩
オルガン・チェンバロ 花井哲郎  指揮・ギター アドリアン・ファン・デル・スプール

17世紀クスコのビリャンシーコ
18世紀アルゼンチンの聖週間のレスポンソリウム
ドメニコ・ツィポリ Domenico Zipoli(1688-1726)原作によるチキートス語作品 ほか

主催:目白バ・ロック音楽祭

■第2回演奏会『ザビエルの時代に響いたスペインの宗教音楽とビリャンシーコ』

2006年11月24日(金)午後7時 女子パウロ会聖堂

本年は日本にキリスト教を伝道したフランシスコ・ザビエル(1506-1552)の生誕500年にあたります。これを記念して、本公演では、ルネサンス、バロック期のスペインと中南米で活躍した作曲家達による作品を演奏します。
ザビエル時代のイベリア半島では、高度な作曲技法を用いた宗教音楽が盛んに創作され演奏されていました。宗教的情熱の発露であるそれらの作品は、現代人にとっても深く感動的な芸術作品です。ミサ《ミル・ルグレ(千々の哀惜)》は、16世紀スペインを代表する作曲家のひとりモラーレスが、哀愁漂う美しいシャンソンをもとにして作った傑作です。このシャンソンは16世紀のヨーロッパで愛好されており、ザビエル滞在時の日本でも鳴り響いていたかもしれません。モラーレスより一世代若いゲレーロは、「マリアの歌い手」とも呼ばれ、聖母のためのすばらしいモテットを多数残しています。その中から特に美しい「起き、急ぎ来てください、愛するひとよ」を選び、演奏いたします。
「ビリャンシーコ」は当時のスペインで愛好されていた歌曲のジャンルです。宗教作品ではあっても、歌詞はカトリック圏に一般的なラテン語ではなくスペイン語です。これらの作品は、教会内での俗語の使用を禁じるスペイン国王の命令も無効となるほどの爆発的な人気を得ていました。また大航海時代の覇者であったスペインは、新大陸に進出してカトリックの信仰を広めました。現地でも多くの宗教音楽が作曲されていましたが、今回のプログラムにはグァテマラで活躍していた作曲家達のめずらしい作品も含まれています。
スペイン的情熱に満ちた多彩な宗教音楽の数々をどうかお楽しみください。

ソプラノ 鈴木美登里 花井尚美   テノール 及川豊 谷口洋介 野村和貴  バス 浦野智行 春日保人
ヴァイオリン 小野萬里 丹沢広樹  ヴィオローネ 西澤央子         リュート  金子浩
オルガン 花井哲郎(リーダー)

クリストバル・デ・モラーレス ミサ《ミル・ルグレ(千々の哀惜)》
Cristobal de Morales (1500頃-1553), Missa mille regrets
フランシスコ・ゲレーロ 「起き、急ぎ来てください、愛するひとよ」
Francisco Guerrero (1528-1599), Surge propera amica mea
セバスティアン・アギレーラ・デ・エレディア エンサラーダ
Sebastian Aguilera de Heredia (1565-1627), Ensalada
この他 フアン・バティスタ・ホセ・カバーリェス Juan Bautista Jose Cabanilles (1644-1712)、クレメンテ・イマーニャ Clemente Ymana (17.c)、マヌエル・ホセ・デ・キロス Manuel Jose de Quiros (?-1765)、ラファエル・アントニオ・カステリャーノス Rafael Antonio Castellanos (?-1791) らによる様々な編成の宗教的ビャンシーコ(スペイン語歌曲)

チケット:一般4,000円 学生2,000円 (全自由席・180席限定) *学生券は、学生証を提示のうえお求めください
前売取扱:
・東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452  ・東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-5515
・東京古典楽器センター 03-3952-5515  ・サンパウロ 03-3357-8642

主催:フォンス・フローリス、コントラポント  助成:グラシアン基金  後援:スペイン大使館

■目白バ・ロック音楽祭2006『イスラエルの泉〜ドイツ・バロックの巨匠たち』

2006年6月11日(日)立教大学・第一食堂

ソプラノ:鈴木美登里 花井尚美   テノール:及川 豊 谷口洋介 野村和貴  バス:春日保人
ヴァイオリン:小野萬里 丹沢広樹 ヴィオラ:上田美佐子  ヴィオローネ:西澤央子
コルネット:中村孝志 細川大介  トロンボーン:飯塚睦彦 竹宮千恵  ドゥルツィアーン:古橋潤一
リュート:金子 浩  オルガン、リーダー:花井哲郎

ヨハン・ヘルマン・シャイン Johann Hermann Schein
「来なさい、喜び歌おう」Venite exultemus 「涙をもて、種を蒔く者は」Die mit Tranen saeen
「私は沈黙し」Ich will schweigen 「聖人たちは」Ihr Heiligen
 カンツォーナ Canzona a 5 「誰を探しているのですか、マグダラのマリアよ」Quem quaeris, Magdalena
ザムエル・シャイト Samuel Scheidt
「マニフィカト」Magnificat
ハインリヒ・シュッツ Heinrich Schuez
「良きイエス、父の御言葉」Bone Jesu, verbum Patris
「主に向かって新しき歌を歌え」Singet dem Herrn ein neues Lied

主催:目白バ・ロック音楽祭

■NEC古楽レクチャーコンサート『西洋音楽との出会い〜日本における洋楽譜出版400年を記念して』

2005年11月7日(火)午後2時/午後7時 聖アンセルモ・カトリック目黒教会

明治以前にも、日本と西洋が深く交流していた時代がありました。南蛮貿易が栄え、多くのカトリック宣教師が来日して活躍していた400年以上前の戦国時代のことです。なかでもキリシタン大名によって、4名の若者がヨーロッパへ派遣された天正の遣欧使節(1582-1590)は、そのクライマックスといえます。彼らは日本へ最初の活版印刷機を持ち込み、この機械から何冊もの印刷物が出版されました。そして、今からちょうど400年前の1605年、カトリックの典礼書「さからめんた提要」が長崎で出版されています。この中には、日本で最初に印刷された楽譜が含まれています。日本と西欧音楽の出会いについて振り返ることを意図した、このレクチャーコンサートでは、皆川達夫先生に時代背景と音楽を解説していただきながら、当時の演奏スタイルを追及する古楽アンサンブル「コントラポント」が、16世紀から17世紀初頭の宗教曲を「さからめんた」に含まれるグレゴリオ聖歌とともに演奏していきます。

皆川達夫 Tatsuo Minagawa
1927年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、欧米留学。1968年立教大学教授。1993年同大学定年退職。現在、立教大学名誉教授。全日本合唱センター名誉館長。中世音楽合唱団主宰。立教大学グリークラブ名誉部長。著書に『バロック音楽』、『中世・ルネサンスの音楽』、『オラショ紀行』ほか。NHKラジオAM第1「音楽の泉」(日曜朝)解説担当。1978年イタリア政府よりカヴァリエーレ勲章を授けられる。2003年論文「洋楽渡来考」
(2004年日本キリスト教団出版局より刊行)によって明治学院大学より芸術学博士号を授与される。

古楽アンサンブル「コントラポント」
ソプラノ 鈴木美登里 花井尚美  テノール 及川豊 谷口洋介 野村和貴  バス 浦野智行 春日保人
ヴァイオリン、ヴィオラ 小野萬里 丹沢広樹  ヴィオローネ 西澤央子
コルネット 中村孝志 細川大介  トロンボーン 飯塚睦彦 巻島俊明 ドゥルツィアーン 江崎浩司
オルガン、リーダー 花井哲郎

ジョヴァンニ・ガブリエリ 「主に喜び歌え」G. Gabrieli, Jubilate(1556-1612) Deo a 10
アレッサンドロ・グランディ 「ああ、何とつらいことか」Alessandro Grandi(1575/80頃 - 1630), "Heu mihi"
クラウディオ・モンテヴェルディ「その人は幸い」第1番 Claudio Monteverdi (1567 - 1643), Beatus vir primo
クラウディオ・モンテヴェルディ「めでたし元后」C. Monteverdi, Salve Regina
クラウディオ・モンテヴェルディ「グロリア」C. Monteverdi, Gloria a7
「さからめんた提要」収録のグレゴリオ聖歌 ほか

企画・構成:NEC、フォンス・フローリス

■デビュー・コンサート『変容するサンマルコ〜ヴェネツィア宗教音楽の黄金時代』

2005年6月2日(木)午後7時 日本聖公会聖パウロ教会

このデビュー演奏会では、ヴェネツィアで活躍した、宗教音楽黄金時代の音楽家たちの作品をお聴き頂きます。フランドルのポリフォニーを受け継いだヴィラールトやデ・ローレに始まり、多重合唱の様式を発展させたガブリエリ、ソリスティックなモテットの分野を開拓したグランディ、そして初期バロックの最高峰モンテヴェルディと、壮麗なサン・マルコ寺院で鳴り響いた音楽が時代によって変化していく様子をお楽しみください。

ソプラノ   鈴木美登里 花井尚美  テノール 及川豊 谷口洋介 野村和貴
バス     浦野智行  春日保人
ヴァイオリン 小野萬里  丹沢広樹  ヴィオローネ 西澤央子
ヴィオラ・ダ・ガンバ   櫻井茂 武澤秀平 橋爪香織
オルガン   花井哲郎(リーダー)

アドリアン・ヴィラールト 「あなたは祝された方」Adrian Willaert (1490頃-1562), Benedicta es a 7
チプリアーノ・デ・ローレ 「めでたし、天の元后」Cipriano de Rore (1516-1565以前), Ave regina caelorum a 7
アンドレア・ガブリエリ 「神に喜び歌え」Andrea Gabrieli (1510-1586), Jubilate Deo a 8
ジョヴァンニ・ガブリエリ 聖母マリアの連梼 Giovanni Gabrieli (1556-1612), Litaniae B. M. V. a 8
アレッサンドロ・グランディ 「ああ、何とつらいことか」Alessandro Grandi (1575/80頃-1630), Heu mihi
クラウディオ・モンテヴェルディ「グロリア」Claudio Monteverdi (1567-1643), Gloria a 7
ほか

チケット:前売 一般 4,000円/ペア 7,000円 当日 一般 4,500円 学生 2,500円  全自由席
前売取扱
・ 東京古典楽器センター 03-3952-5515 ・東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452
・ サンパウロ 03-3357-8642

主催:フォンス・フローリス